Trac 途中経過

10/24 にUbuntu に入れ替えてから2週間ほどたちました。
ちょっと振り返ってみたいと思います。


Trac を運用するにあたって、

  • 日本語化
  • ユーザーからみたアカウント管理の容易さ
  • 複数プロジェクトをまたいで、自分にアサインされたチケットを一覧できる

という3点は外せない要素じゃないかと考えました。


そこで良い解決方法はないものかと2週間ばかり試行錯誤をしましたが、
日本語化はTrac 0.12 で対応可能。
ただし、その場合Trac 0.11 以前を対象としたマルチプロジェクトの統合管理
プラグインを導入するのが難しいという感じです。


先週末で一旦それらの部分はおいといて、単一プロジェクトごとでの運用で
現在自分が想定している以外で問題がないかを検証するように作業方針を
改めることにしました。マルチプロジェクトの統合は、最悪ナシでもいけるかと。
ちなみにアカウント管理に関しては、同一サーバ上のTrac 内であれば
同一のアカウント・パスワードを利用可能なようで、プロジェクトごとの
ユーザの登録・管理はある程度一元化することができそうです。
その一元管理されたユーザに対してプロジェクトごとに権限を設定も可能なようで、
アカウント管理に関してはあまり心配しなくても良さそうです。
本当は、社内ポータルとアカウントの共有など出来ればよいのですが、
別々の場合に手間なのは登録・削除などで、それはほとんど発生しない作業であるため
ムリに統合しなくても良いか、という事になりました。


また、11/6 に16 GB のSD カードを入手して、それ+EeePC でポータブルな
Ubuntu のテスト環境を構築することができましたが、どうもしばらく使っていると
ファイルシステムが壊れたり、trac-admin でtracPython コードがエラーを吐いて
失敗するようになって来ました。開発中のTrac 0.12dev を使っているためなのか、
自分の環境設定の問題なのかがはっきりしません。
この問題は、UbuntuEclipse を導入して、コードを追いかけてデバッグできれば
解決に近づくのではないかと期待していますが、Eclipse+PyDev という開発環境は
未知の領域であり、getting started のハードルがやや高いです。


あとは、現在のところSVN 連動はほとんど試していません。SVN のサーバはすでに
別マシンで稼動しているため、リモートにあるリポジトリとの連携を導入する必要があり、
こちらもコレという決定的な解決手段はなく、どれも一長一短なようです。
なるべくベターな解決策を思案中です。


今週中にどこかのプロジェクトで試用できるようになればなぁ。