EeePC 上でTrac をチョメチョメする環境構築

EeePC, SDHC 16GB, ubuntu で環境再構築していたら割とスムーズに行かなかった…
のでちゃんと記録する

Ubuntu 起動用USB メモリの準備

http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/a031onecdusbboot.html
↑この辺参照

http://www.ubuntulinux.jp/products/JA-Localized/download

からubuntu-ja-8.10-desktop-i386.iso をダウンロード。

DAEMON Tools Lite でマウントして中身をUSB メモリにコピー。

isolinux フォルダをsyslinux にリネームし、中にあるisolinux.cfg もsyslinux.cfg にリネーム。

http://syslinux.zytor.com/wiki/index.php/Download からhttp://www.kernel.org/pub/linux/utils/boot/syslinux/ に飛んで、syslinux-3.72.zip をダウンロード。

展開してsyslinux-3.72\win32 にあるsyslinux.exe を使用して、USB メモリにldlinux.sys を書き込む。
自分の環境だとUSB メモリはK ドライブだったので、

>syslinux.exe -ma k:

ldlinux.sys は隠しファイルで、フォルダオプションの「表示」→「詳細設定」→「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外すと見えるようになるが、Cygwin があれば、/cygdrive/k に移動してls -a で存在が確認できる。

16GB SD カードにインストール

WindowsXP とのデュアル環境で使用するために、SD カードにUbuntu をインストール& SD カードはWindows からも使えるようにパーティションを切って使う。


EeePC にUSB メモリをつないでUbuntu を起動し、インストールを開始する。


インストーラを起動したらインストール先のパーティションを選択するときに「手動」を選び、
SDHC の先頭をFAT32, 残りをext3 にする。必要に応じて、間にswap を取る。
今回は、FAT を8192, swap を1024, 残りをext3 にしておいた。
マウントポイントは、SDHCext3 を/ に、その他はデバイス名に合わせて/dev/sda1 を/media/sda1 とする。


その後、Array.org のカーネルを導入し、再起動して、eeepc から起動する。
http://blogs.dion.ne.jp/koikoi/archives/7777861.html#more
http://blogs.dion.ne.jp/koikoi/archives/7779255.html#more
↑こちらを参考に。


メニューのバーで自動的な更新を促されるが、何も考えずにコレをやるとウィンドウシステムがおかしくなってしまったようなので注意する。

mod_python を導入

apt でlibapache2-mod-python をインストールしてみたがなんかうまくいかなかった。
ソースからビルドするためにbuild-essential, apache2-dev, python-dev をインストール。

$wget http://www.apache.org/dist/httpd/modpython/mod_python-3.3.1.tgz
$tar zxf mod_python-3.3.1.tgz
$cd mod_python-3.3.1
$./configure --with-apxs2=/usr/bin/apxs2
$make
$sudo make install

それでもやっぱり/etc/apache2/mods-available/ にmod_python がない。
/usr/lib/apache2/modules/ にmod_python.so があったので、
httpd.conf にLoadModule python_module modules/mod_python.so を記述してやっと上手くいった。

Trac 0.12dev

tracsvn で適当にチェックアウトしておく。

Genshi, Babel をインストール
$sudo easy_install --always-unzip Genshi
$sudo easy_install --always-unzip Babel

--always-unzip をつけて、パッケージを展開した状態でインストールしておかないと、あとで困る。

国際化対応
$python setup.py compile_catalog -f
$python setup.py install

これをやっておかないと国際化されない = 日本語で表示されない。